四柱推命学
基本の「き」・・・・
生年月日時を
「干(かん)」と「支(し)」で表した
「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の四柱を元に
命式という表を作成します
【例】
西暦 1969年
昭・平・令 年 月 日
時 分
男 女 順・逆 5年
出生地 市 区
_______________________________
時柱 日柱 月柱 年柱
通変星 偏官 正官 偏印
干 丁 辛 丙 己
支 酉 未 子 酉
蔵干 辛 己 癸 辛
比肩 偏印 食神 比肩
12運 建禄 衰 長生 建禄
※干は10個、支は12個
「十干(じっかん)」
「十二支(じゅうにし)」と呼ばれ
干と支の組み合わせを
「干支(かんし)」と呼びます
四柱の干支を陰陽五行説にあてはめ分類して考えるのが、四柱推命の基本です
四柱より
「通変星(つうへんせい)」
「十二運(じゅうにうん)」
「蔵干(ぞうかん)」を導き出し
それらの関係性を読み解いていくことで
運命、運勢、性格、適職、家族や対人関係、恋愛傾向、健康、など
様々なことについて導き出すことができます
解釈はそれぞれの占術家により異なります
命式を読み解く際、
まずは何より
自分自身を表す日柱を中心に
その他の柱との関係性をみていきます
日柱の天干から→各柱の地支をみて割り出される蔵干と、
その関係性を分かりやすく表した通変星もとても重要です
十干
甲(きのえ)
乙(きのと)
丙(ひのえ)
丁(ひのと)
戊(つちのえ)
己(つちのと)
庚(かのえ)
辛(かのと)
壬(みずのえ)
干(10干)
五行の(陰・陽)は「自然界の摂理」で表します
甲(きのえ) 樹木
乙(きのと) 草花
丙(ひのえ) 太陽
丁(ひのと) 灯火・月
戊(つちのえ) 山
己(つちのと) 田畑・大地
庚(かのえ) 鉱物・刀
辛(かのと) 宝石
壬(みずのえ) 海
癸(みずのと) 雨・霧
※(きのえ)(きのと)え+と🟰えと
十二支
子、丑、寅、卯、辰、巳、
これらを総称したのが十二支です
また、命式上では(地支)と表します
十二支は中国において時間を表す文字であり、
年だけではなく月・日・時間についてもこれらの文字で表します
六十干支
十干と十二支の組み合わせを六十干支と言います。
暦を表すものです
この干と支の組み合わせは60通りあり、
六十干支と呼ばれ、
年・月・日・時はそれぞれ六十干支が順番に巡っています。
※60歳のお祝いを「還暦」と言います が
生まれてから60通りの干支を一巡りし
再び同じ干支へと戻ってきたという
節目に対するお祝いです
人間が生まれ落ちた時に・・
その時の宇宙+地球の気温・気候・空気から授かる
その人だけのエネルギーの元「気」を
60年かけて燃焼し、また振り出しにもどる・・
そんな壮大なロマンを感じずにはいられない・・Tomokoです
通変星とは
自分自身を表す日柱の(天干)が、年柱・月柱・時柱の干と、
どのような関係性かを
分かりやすく示したものが通変星です
比肩、劫財、
食神、傷官、
偏財、正財、
偏官、正官、
偏印、印綬
の10種類があります。
どの通変星がどの位置にあるかにより、 その人の生まれ持った性質・宿命を読み解きます
十二運とは
(長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養)
12種類があります
運気の性質と大まかな傾向(強・弱)を表すもので
↓母親の胎内で育ち
↓誕生して成長し
↓社会にでて収入を得
↓成功を収め年を取り死んでいく・・というように
人の一生になぞえて表し運気を表現しているだけです
(死・病・・)などの一見マイナスイメージの文字がつかわれていますが
決してそんなことはありません。ご心配なく・・・・
十二運は、日柱の天干から
年柱・月柱・日柱・時柱の地支をみて導き出します
日干との組み合わせは「十二運早見表」でそうぞ!
身旺(強)身中・身弱とは
↑ 上記の文字をみると
身旺・・・強い?
良い
身弱・・弱い?ダメ・・・?? なんて印象に思えますが
いえいえ・・
そういうものではありません
細かく説明すると長文になるので・・それは改めて後日・・
身強=自我の強さ
積極性・バイタリティー・リーダーシップ
身中=中庸
どちらの要素も持ち合わせている。
平均的バランス感覚の持ち主
身弱=自我の弱さ
消極的・安定性・協調性・用心深い・控え目
大雑把にいうと・・こんな感じです
めぐりくる運(運命)の影響力や・・人生の波のとらえ方にも
この「身強・身中・身弱」は関係してきます
※注意 そのほか・・個性的な命式の方の場合はひとえに言えないです
ほかに
神殺・・・
干合・支合・三合・方合
沖・刑・害など・・・
様々なことわりを・・・重ねてみていきます
これについても・・占術家の方々それぞれに・・重要視する考え方は違います
※ここでは書きれないので、細かな説明は・・・随時ブログにて更新・・・おたのしみに
以上が大まかではありますが、
「四柱推命」という運命学命式の成り立ちです
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